福井銀行が行っている連携

福井銀行は、積極的に他の金融機関との連携を行っています。連携をすることにより、何と言ってもコストがかかるシステムなどの維持費用や開発費用を他の銀行とシェアできることが大きなメリットとして挙げられるでしょう。地方銀行には、都市銀行ほど自己資産はありませんから、他の金融機関と連携することで、コスト軽減を図り自己資産を効果的に活用するというのが、福井銀行の方針です。

特に福井銀行では、決済システムや基幹システムの統合を推進し、2005年9月には隣接県にある北國銀行、富山第一銀行と業務提携を締結し、相互にATMの無料開放を開始し、そのために必要な新型金融ネットワークシステム「FITネット」の運用を開始しました。この取り組みはライバルともいえる近隣の地方銀行と一緒に行う取り組みでもあったことから、業界の中でかなり注目される取り組みとなりました。

あと、福井銀行ではコンビニATMを多数保有しているセブン銀行、ファミリーマートやサークルKに設置されているコンビニATM「イーネット」、ローソンが設置している「ローソンATM」との連携も行っています。このことにより、福井銀行ではいつでも、どこでも、24時間預金の入出金ができる環境を顧客に提供できるようになっています。また同時にイオングループの系列であるイオン銀行とも同様にATMの提携を行い、買い物客などの利便性を向上させる取り組みも好評を博しています。

今回紹介した連携において、これらのATMから福井銀行の預金への入出金を行った場合、平日日中の利用手数料が無料になると言うのも大きな驚きです。これらのライバルともいえる金融機関との連携は、ある意味私たち顧客にとってメリットの大きい連携ですし、利便性を向上させることで福井銀行の顧客数も増加させる方策になりえているのです。